年始の休みを使ってJIOTTO CASPITAを見てきた。
おととし、YAMAHA OX-99を見てから、同じ時代に同じように開発され、同じようにバブルの泡と消えたJIOTTO CASPITAのことが気になっていた。
調べてみると、当時2台生産されたうちの1台は童夢に、1台は日本自動車博物館にあることがわかった。
その時は、さすがに1台のクルマを見るためだけに行くにはちょっと石川県は遠いのであきらめた。
それから2年、いろいろあってやっと見に行くことにした。
JIOTTO CASPITAとYAMAHA OX-99では、OX-99のほうが好き(由良さんのファンなので)だが、同じ時代の悲運のスーパーカーとして一度は実車を見たかった。
が、しかし・・・
北陸地方日本海側の真冬の石川県。
高速を走らせるクルマで、頭の中には、石川さゆりの演歌が駆け巡った。
着いてみると想像通りの雪(ーー;)
だったが、降ったのはほんの数時間。
拍子抜けするほど道路に雪はなく、無事博物館到着。
博物館に入ると、ものすごい数のクルマたち。
ただ、時間もないので、見るクルマはJIOTTOのみに絞る。
JIOTTOのある3Fに向かう。
JIOTTOを探すのだが、ついほかのクルマに見入ってしまう。
いかんいかん、これでは帰れなくなってしまう。
後ろ髪を引かれる思いで展示の前を通り過ぎ、やっとJIOTTOを見つけた。

この博物館全体に言えるのだが、展示車両が多すぎて車両は前からしか見られない。
JIOTTOにいたっては、壁際のため前と左からしか見られない。
知名度の低いクルマで、クラシックカーというには新しすぎる故の扱いなのか・・・
ちょっと悲しい。
その上、なぜかJIOTTOだけは赤い台の上に乗せられ、タイヤの下にもブロックをかませてあるので車高の低さが感じられない。
隣にあるアルシオーネSVXよりちょっと低いくらいにしか見えない。
(JIOTTO:1136mm/アルシオーネSVX:1300mm)
1台置いて向こうにある初代アルシオーネのほうがJIOTTOより低く見える。
JIOTTOのマーク。
なんか、ジオン軍のマークみたいだ。
変な格好のドアミラー。
ドアミラーの前にあいた二つの穴。
何だろうか?
わかる人いたら教えてください。
いろいろ足りないところはあったが、念願のJIOTTOが見られてよかった。
ここにあるJIOTTOは、’89モーターショー出品車ということで、ジャッドV10ではなく、スバルMM 水平対抗12が載っているはずだが、出来ればそのあたりも見られる様に展示してあるとなおよかった。
ただ、結局JIOTTOだけでなく一通り見て回ってしまったため、帰宅は深夜になった。
石川県で、もうひとつ見たいものを見てきた(実際はJIOTTOの前に見た)。
あやとり橋。

これだけゴツイ構造でありながら、人がすれ違うのにも注意するくらいの狭い歩道橋。

100m位の短い橋なのにこの存在感。
直線の鉄骨を組んだ構造でありながら、橋そのものは曲線になっていて、そのため、平行な鉄骨材がない。
どれも微妙に傾いている。
イメージを膨らませれば、あやとりの橋に見えなくもない。
調べてみると、やはりこれもJIOTTOと同じバブル末期の作。

負の意味で使われることが多いバブル期だが、いい悪いを別にして、実力以上のものがどんどん作られた稀有な時代だったと思う。
それは、その後の20年間の日本の成長を前借りしたものだったのかもしれないが・・・